マカオと中国の国境に来た
關閘(ボーダーゲート)- 拱北(ゴンベイ)を結ぶ国境だ
マカオへの入国はスムーズにいったが、中国への入国は多少びびった
入国審査官が日本嫌いなのかな?ってくらい鋭いの目つきでめっちゃジロジロ見てきたからだ
「貧乏旅行だから野宿するかも!」とか言ったら絶対入れてくれない気がする
とりあえずめっちゃスマイルしといた
笑顔の効果はわからないが、15分くらいで国境を超えることができた(混む時は1時間くらいかかるらしい)
中国に入ると街の様子が一変する
建物というか、街のスケールがとにかくデカい!(画像じゃ伝わりにくいのが悲しい)
そして人がすごい!
マカオと数百メートルしか離れてないのに、国境を挟むだけでこうも違うかという印象だ
これだけでも面白い体験
入国したはいいが事前に何も調べなかったので右も左も分からない
拱北(ゴンベイ)と言う街に出ることすら知らなかった
とりあえず宿を探すために中国人に話しかける
話しかける
話しかける・・・
話しかけてみるのだが、全く英語が通じない!
仕方がないのでwifiが使える場所を探した
これもやっとの思いでwifiのある「肯徳基」と言うお店を見つけた、みんなも知ってる店だけどどこだかわかる?
実はこれケンタッキーだ
(写真撮るの忘れたのでネットから拝借 参照:Wikimedia Commons)
マクドナルドですらこれ
(参照:wikipedia)
読めなー
これは英語が通じないはずだ
気を取り直してwifiをつなげてみてる
だが肝心のネットが通じない
そうだ、中国は検閲でgoogleが使えないんだった・・・
PCもiPhoneも使ってたブラウザがgoogle系のchromeだからダメ
ラインもツイッターも検閲に引っかかって使えない
ネットが使えないので当然グーグル翻訳も使えない
VPNも入れてない
どこに宿があるかもわからない、どこに行けば次の目的地に着くのかわからない!
てか次の目的地がどこなのかすらわからない!!
やべーめっちゃ焦る!!
どうすることもできない状況に血の気が引いた
焦っていても仕方がないので、街を歩く中国人に対し「こんばんはー」とてしらみつぶしに言い続け、日本語で返答してくる人を探すことにした
だが挨拶をすれども不審な目でこちらをみてくるばかり
中には気にかけてくれる人もいるが話が通じず結局どうすることもできない
30分くらいたっただろうか?
呼びかけに対し「コンバンワ、アナタ日本人?」という返答!
「はい!日本語喋れるんですか⁈」
「チョットネ、前日本デ働イテタ、ドウシタノ?」
やったー!やっと日本語喋れる人と会うことができた!
(真ん中の青い服を来た人が返答してくれたキュンさん)
実はキュンさんバスロータリーで誘導員で、仕事が終わるまで長く話すことができないと言う
すると外は寒いから仕事が終わるまでここにいて、と待機場所まで案内してくれ、暖かいお茶まで出してくれた
熱いからとカップを2重にまでしてくれる優しさ!
仕事が空いたと様子を見にきてくれたので
これからどこで寝ればいいのか、ベトナムに行くにはどういうルートで行けばいいか、めっちゃ不安で日本語が喋れる人と本当に安心したことなど色々話した
日本にお姉ちゃんがいるからぜひ喋って!とキュンさんのお姉ちゃんと電話をしたりもした笑
本当に助かった・・・!
そのあとは仕事が終わるまで1時間半あるという
何もすることがなく暇になったので、街を散策してみたいと聞いてみると快諾してくれた
待機所に荷物を置かせてもらい、夜のゴンベイを散策することにした
そして、これが原因でちょっとしたトラブルに巻き込まれることになる・・・